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取扱事例

借入事例(2)

クレジット会社3社で総額100万円の借金がある。クレジットは、それぞれキャッシングはそれぞれキャッシングとショッピングを両方利用している。破産するほどの借金の金額ではないと考えているが、支払いが厳しい月もあるため、整理できるなら整理したいと考えている。このような場合、どのような債務整理が考えられるか。

→クレジット会社もキャッシングについては高金利であることが多く、利息制限法に基づき計算をすると負債額が圧縮されるケースがあります。そして、取引期間が長期になりますと、0円を超えて過払い金が発生することもあります。
もっともショッピング利用に関する部分につきましては、基本的には利息制限法の適用外ですので、約定とおりの負債額が残ることが予想されます。つまり、キャッシング部分については、利息制限法に基づく計算後の額、ショッピング部分については約定とおりの額、ということになります。
ケース2については、例えば以下のとおりになったとしましょう。

  債務整理前   債務整理後
A社 キャッシング 10万円
ショッピング 20万円
キャッシング 5万円
ショッピング 20万円
B社 キャッシング 20万円
ショッピング 10万円
キャッシング -10万円(過払金発生)
ショッピング 10万円
C社 キャッシング 20万円
ショッピング 20万円
キャッシング -30万円(過払金発生)
ショッピング 20万円

A社については、キャッシングとショッピングと併せてもともと30万円だったのが、キャッシングが減額されたことにより、25万円となりました。

B社については、もともと合計30万円だったのがキャッシングにつき、過払い金10万円が発生したことにより、ショッピング10万円にこれを充当し、残金は0円ということになりました。

C社については、もともと40万円でしたが、キャッシングで30万円の過払い金が発生したことにより、ショッピング20万円との差し引きにより、10万円の過払い金が残ったことになり、10万円の返還を受けることができそうです。

以上により確定した借金額に基づき債務を整理していくのですが、もともと3社100万円あった借金が、任意整理により、A社に対する25万円の借金のみが残ることとなり、C社からはいくらか返還を受けられるということになった訳です。

25万円については一括で支払えない場合は、支払い可能な金額での分割払いでの示談をすることになり、破産することなく、借金問題は解決することとなります。


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